DIYメッキ 2021.2.21
ちょいと前から気になっていたウインチのヤレ
特にひどいのが各部のサビ
テンションバーなんて良いもの付けてるのに、こうサビサビじゃ恰好悪い
ネジがサビで固着してしまう前に対処します。
とりあえずバラシて
カップワイヤーブラシでサビを除去し
サンポールを使ったメッキを施します。
用意するのは、サンポール、水、電池、ケーブル、クリップ
ハンダ用の部材も用意
主成分は鉛とスズで、これを部品の表面に電着させます。
メッキしたい部品をマイナス側
ハンダをプラス側につなげ、5倍に薄めたサンポールの中に沈めます。
※5倍に薄めるとは、体積を5倍にする事ですのでサンポール1に対して水4で混ぜることです。サンポールは酸度9.5%なので2%程度の濃度にするため。
単一電池を使い、1.5Vの電流を流すと
ブクブクと泡を立てて、何やら反応し始めます。
この時、部材とハンダが直接触れないように注意
1〜2時間ほどするとブクブク反応は治まり、ご覧のような状態になります。

※これは失敗作です。サビ落としが不完全で、ところどころメッキが乗っていないところがあります。
これを各部品に施してやれば、ご覧のような錆びにくい部品となるわけです。
が、しかし
数日置いておいたら薄っすらとサビが・・・
原因は、カップワイヤーで落とし切れていなかったサビ
サビの上にメッキしても、内部のサビは生きているのですぐに部品を浸食してきます。
そこで、バイクのタンクのサビとりでよくある手法の『サンポール攻撃』を実施します。

※画像の洗剤はサンポールではなく100円ショップで入手可能の“ナイス”です。こちらの方が無色透明で粘度が低くて使いやすいです。
酸の海にドブ漬けすること24時間
ある程度サビを落としておけば、これくらいの時間漬け置けばサビは落ちます。
そしてそのままメッキ溶液に漬けこみ。
この時には、乾電池は面倒なのでその辺に転がっていた3Vの電源を加工して使用しています。
サンポールメッキが終わった部品たち
ドブ漬けしたらサビが浮き出ることは無くなりました。
あと、メッキ溶液から引き上げたらすぐに、メッキ溶液を洗い流し、吊るして乾燥させることをおすすめします。
溶液が残っているとサビが出てくるので。
組み立てして完成!
メッキすると部品の表面はマットな仕上がりになりますが、コンパウンド等で磨けば光ります。
私は面倒だからやりませんが。
















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