〜書類提出〜

2008年3月
書類完成が完成。総枚数30枚を超える大作である(笑)
完成したならとっとと提出に向かう。

※画像はクリックすると少しだけ拡大表示されます
外観図

トレーラー申請に必要な書類ではないが、概要を説明するのに添付した。図面だけでは分からない部分も検査官に分かりやすく提示
改造等の概要

本来、2号様式の裏面になるものだが念のため作成。この書類の【目的】の欄に細かな使用目的を書いてしまうと、そのモノしか載せられなくなるので注意
四面図

前後横上方から見た平面図に寸法を記入
検査のときコレが元になるので正確な寸法を記入すること
灯火器のレンズの高さや横位置も保安基準に適合させないといけないため、その寸法も記入する
車枠全体図

フレームの状態の図面
私の場合、書類の枚数を出来るだけ少なく収めるために下半分に灯火器の寸法を記入
連結状態図

連結した際の寸法を記入。トラクター側の横面図が無かったので実際の連結状態画像に寸法を記入し作成。
全長やトラクター側の後輪から連結部までのオフセットなど記入する必要がある
重量計算書

連結部、車軸、リーフピボット前後等各部の重量や連結部からの距離を記入する。
それにより計算式で重心位置等々が算出される
車枠強度計算書(区間曲げモーメント)

上記の重量計算書をもとに各区間の曲げモーメントを算出する。曲げモーメントとは、加重によってフレームを曲げようとする力。
最大値を求め、その力に対しての破壊安全率・降伏安全率を満たしているかを計算する。曲げ応力は断面形状に大きく左右される。
車枠詳細図

車枠の強度計算をする際、車枠の断面図をもとに断面係数を算出する
車枠強度計算書(せん断力)

圧縮加重や引っ張り加重に対し強度があるか計算する。せん断力とは切断する力のことで、断面積によって大きく左右される。
溶接強度計算書

フレーム溶接部分の圧縮加重や引っ張り加重に対し強度があるか計算する。
使用ボルトの強度計算書

フレーム接合に使用しているボルトの強度計算をする
車軸強度計算書

今回、セルボモード用を流用しているのでディーラーより諸元表を入手し、元の車両でコレだけの加重がかかっているので耐えられますという証明書類を作成。
緩衝装置強度計算書

リーフスプリングの強度計算。リーフの枚数、各リーフの長さ・幅・厚み等から強度計算する。
その他の部品強度

シャックルやリーフベース等、流用品の強度を証明
タイヤ負荷率及び接地圧計算書

タイヤの加重指数を積載時にオーバーしないか、接地圧が150kg/cmを超えないか計算。
走行性能計算書

トラクター側にトレーラーを引っ張る能力があるか計算する。4輪駆動車だと有利だが、重量級のランクルなら何の問題も無い。
制動能力計算書

連結時、制動初速度50km/hにて停止距離22m以下となることを証明。ディーラーよりトラクターの諸元表を入手する必要がある。
下半分は、駐車ブレーキ(ワイヤー式)の説明
連結時最小回転半径計算書

連結時に回転半径が12m以下であることを証明する。引っ張る側のランクルで6mなんだから12mを超えるわけが無い。
連結装置強度計算書

これはピンドルフックに許容加重が刻印されているので、その石刷りを添付。あとはフックを止めているボルトの強度計算をする。
トレーラー側のカプラーも強度計算する。
安全チェーン強度計算

安全チェーンがトレーラー総重量の2倍の加重に耐えられるか計算する。
電気配線系統図

カプラー内それぞれの配線にどの灯火器が接続されているか記載する。
最大安定傾斜角度計算書

重心位置、軸距、輪距、軸加重等をもとに三角関数を用いて転倒角度を算出する。35度を下回ってしまうと×
わたし、三角関数ってよく分からなかった(高校は文系で習わなかった)ので、エクセルにて自動計算シートを作成。なので内容はよく分からん(^^;)
保安基準適合検討書

上記各書類で算出したデータ及び、寸法や重量、灯火類の視認要件が保安基準に適合しているか記載する。
詳しい保安基準を知りたい方は国土交通省の自動車保安基準の条文をご覧ください。
コチラは、改造自動車等届出書 第1号様式と2号様式。どちらも協会で購入。多分20円程度だったと思う・・・
そして協会検査課へ書類提出。
検査課担当者は提出時不足書類が無いか“一応”確認していた。内容までは見てないけど。
さてどうなることでしょう(^^)













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